高崎の20代男性が風疹に 群馬県内で今季初 拡大を警戒
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 高崎市保健所は7日、市内の20代の男性会社員が風疹を発症したと発表した。首都圏を中心に感染が拡大していたが、群馬県内での患者報告は今年初めて。県内でも広がる恐れがあるとして、注意を呼び掛けている。

 市保健所によると、男性は8月27日に発疹やリンパ節の腫れが出て、2日に市内医療機関を受診した。保健所が届け出を受け、県衛生環境研究所で遺伝子検査をしたところ、7日に陽性と判明した。現在、症状は落ち着いているという。

 県内では2016年に患者1人が報告されて以来の感染例となった。

 国内では7月下旬から風疹患者が急増。国立感染症研究所のまとめによると、今年の報告数は273人(8月26日現在)となり、昨年1年間の約3倍に達した。千葉(84人)や東京(72人)、神奈川(24人)、埼玉(18人)などを中心に、27都道府県に拡大している。

 主な症状は発熱や発疹、リンパ節の腫れ。くしゃみなどで広がり、潜伏期間は2~3週間とされる。妊娠初期の女性が感染すると赤ちゃんに白内障や先天性心疾患、難聴などの障害がでる恐れがあるが、妊婦は予防接種を受けられない。

 市保健所は「定期接種が行われなかった世代に当たる30~50代の男性や風疹にかかったことのない人、予防接種をしていない人などは、生まれてくる赤ちゃんを守るためにも予防接種を」と勧める。風疹が疑われる症状が出た場合は「医療機関に連絡した上で受診してほしい」としている。

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