認知機能チェックして 高齢者の免許返納へ啓発チラシ 前橋

 高齢ドライバーに免許の自主返納を促そうと、前橋市は啓発用のチラシを作成した。運転時の認知障害を早期に見つけるためのチェックリストや相談窓口を掲載した。市役所や警察署、地域包括支援センターなどで3万部を配布する予定だ。

 今年1月に市内の県道で女子高校生2人が車にはねられ死傷した事故が起きたことなどを受け、初めてチェックリスト入りのチラシを作った。「運転している途中で行き先を忘れてしまったことがある」「車庫入れで壁やフェンスに車体をこすることが増えた」など30項目中、五つ以上当てはまると認知機能の衰えに注意が必要という。

 身分証明書として使える運転経歴証明書の交付手数料(1100円)助成や、5500円分の公共交通利用券の贈呈など支援制度も案内。相談窓口として県総合交通センター高齢運転者対策室を紹介している。

 市は「高齢者の運転について、家族で考え、話し合うきっかけにしてほしい」と話している。

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