高原ルート 5カ月ぶりに開通 秋の白根に観光客続々 麓では展望リフト開業
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日中の通行が可能となった志賀草津道路(国道292号)を通過する車両=22日午前8時25分ごろ、群馬県草津町の殺生河原駐車場前

 群馬、長野両県にまたがる草津白根山の白根山の噴火警戒レベルが1(活火山であることに留意)に引き下げられたのを受け、一部区間が閉鎖されていた志賀草津道路(国道292号)は22日、日中の時間帯(午前8時~午後5時)に限り通行止めが解除された。全面開通は4月以来、約5カ月ぶり。火山活動の静穏な状態が続けば29日にも終日通行できる。一方、22日には麓の草津温泉スキー場天狗山ゲレンデで、紅葉狩りなどを楽しむ展望リフトがオープン。秋の行楽シーズンに向けて誘客が期待される。

 通行止めが解除されたのは湯釜火口に近い8・5キロ区間。22日午前8時前、草津町の殺生河原駐車場前では、県から道路管理を委託されている草津観光公社の職員らが通行止め看板を撤去した。

 担当者によると、終日通行と草津白根レストハウスの営業再開が予定されている29日までは国道の計3カ所に監視員を配置し、駐停車の禁止を呼び掛けていく。

 国道は町内を訪れる人の約2割が利用する。22日に解除されると多くの観光客が待ちわびたドライブを楽しんだ。横手山でカフェを営む友人に会うために道路を利用するという小久保健介さん(39)は「便利で走っていても景色が良い。ずっと開いていてほしい」と期待した。

 一方、スキー場で運行開始となったリフトも家族連れらが足を運んだ。天狗山周辺の紅葉は徐々に色づき始めており、例年10月中旬にピークを迎えるという。ゲレンデ頂上付近にはベンチや喫茶スペースが新設され、温泉街や山並みを眺望することができる。

 夫婦で訪れた粕川敏己さん(63)=前橋市=は「草津にはよく来ている。町全体が一望できるのはすごい。紅葉が進み、よりきれいな眺めになるのが楽しみだ」と笑顔で話した。

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