《おんすてーじ》心に寄り添う曲を 田村芽実さん(伊勢崎市出身) 初のソロCD発売
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初のソロCDをアピールする田村さん

 歌手で女優の田村芽実さん(19)=群馬県伊勢崎市出身=が、初のソロCD「輝いて~My dream goes on~」をリリースした。

 子どもの頃からミュージカルや音楽に囲まれて育った田村さん。中学1年で芸能界入りし、アイドルグループ「アンジュルム(旧スマイレージ)」の一員として活動してきたが、ミュージカル女優になることを夢見て、グループを卒業した。今年に入り、ミュージカルの舞台にも出演し、女優としての輝きを増している。

 「輝いて~」は初めて制作段階から参加するなど思い入れが強く、スケール感ある楽曲に仕上がった。田村さんは「聴く人の背中を押し、心に寄り添う曲になった。この曲をみなさんに受け取ってほしい」と呼び掛けている。

◎舞台の楽しさ 格別

 「表現者としての厳しさや重みを感じている」。ソロとして初のCD「輝いて~My dream goes on~」を先月26日にリリースした歌手で女優の田村芽実さん(19)は、多くの人が携わった作品を自分の名前で出す責任の重さを口にする。

■母と二人三脚
 アイドルグループ「アンジュルム(旧スマイレージ)」を2016年5月に卒業し、舞台を中心に活躍。以前から評価の高かった歌手としての活動をスタートさせた。

 「輝いて~」はレコーディングはもちろん、アレンジなど制作の大部分に初めて関わった。曲調は静かなイントロから始まり、力強いサビに転調。夢を追いかける内容の歌詞は、ミュージカル女優を目指してソロ活動に踏み出した田村さんの姿に重なる。「十人いたら十通りの聴き方、感じ方があると思う。感じるままに聴いてほしい」と話す。

 「楽しいことが大好きな母親」に連れられ子どもの頃から、劇団四季のファミリーミュージカルや宝塚歌劇など数多くの舞台を見てきた。ミュージカルの教室にも通い、自宅で母や姉とミュージカルやブルーハーツの歌を思いきり歌った。

 ミュージカルでの共演をきっかけに「スマイレージ」のファンになり、第2期メンバーに応募。中学1年で加入した。放課後はレッスンやライブに群馬から通う日々。疲れ切ってしまい付き添いの母親とけんかもしたが、「私のやりたいことを否定せず、付き合ってくれた。二人三脚で歩み、母親とは普通以上の関係になれた」と振り返る。

■ふるさとに感謝
 同じ目標に向かって努力するアイドルグループは部活動のようで楽しかったが、自分自身の夢を追いかけるため卒業。1年後には念願の舞台で主演を果たした。アイドルは自分の個性を磨き、前面に出すことを求められたが、舞台では役の個性が大切で、自分の個性が邪魔になることもある。これまでとは違うアプローチに難しさも感じるが、出演者やスタッフと一緒に作り上げる舞台の楽しさは格別だという。

 11日から新橋演舞場で始まるミュージカル「るろうに剣心」に出演。憧れていた謝珠栄しゃ たまえさんから振り付けを受けた。舞台で憧れの女優と共演することもあり、「頑張ればいつかご褒美のようなことがある」とうれしそうに話す。

 今も休みがあれば、愛犬に癒やしてもらうため帰省する。季節ごとに色を変える二毛作の田んぼを自転車で駆け抜け、四季を思い切り感じた群馬。「伸び伸びと歌える環境があったからこそ、今につながっている」とふるさとに感謝した。

 たむら・めいみ 1998年生まれ。伊勢崎市出身。2011年10月、スマイレージのメンバーとしてデビュー。高い歌唱力でグループの中核を担ったが、16年5月に卒業。17年5月に舞台「minako」で主演を果たした。

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