利根川沿い 群馬・吉岡のシンボル 撤去の風車でモニュメント設置へ 県が町に譲渡
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新たにモニュメントとなって生まれ変わることとなった吉岡風力発電所の風車。利根川に架かる国道17号新坂東橋を沼田方面へ向かうと見えてくる(2月10日付より)

 群馬県の吉岡風力発電所(吉岡町漆原)を管理する県企業局が、9月末に稼働を終えた風車を撤去した後に羽根のモニュメントを設置することが、8日までに分かった。町が地域のシンボルである風車の一部を残すよう要望していた。来年2月の完成予定で、町に譲渡される。

◎撤去費用やモニュメント設置費は県が負担

 長さ13メートルの羽根を垂直に立てる構造のモニュメントで、再利用する枚数や設置方法は今後詰める。風車の撤去やモニュメント設置にかかる費用約4000万円は県が負担する。

 町は「地域に20年間愛された風車がなくなるのはさみしいが、モニュメントで風車があったと伝えられるのでありがたい。周辺整備を進め、有効活用したい」としている。

 同発電所は1999年、内陸部での風力発電の可能性の検証や啓発を目的に設置された。老朽化した設備の維持管理費の増加などを理由に設備の撤去が決まった。

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