中学教頭59%が過労死ライン 県教委調査
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 学校現場の時間外労働で、群馬県教委は15日、今年4~6月に37%の小学校、59%の中学校の教頭が月80時間超が目安とされる「過労死ライン」を超えていたとの調査結果を明らかにした。働き方改革の旗振り役となる管理職の多忙ぶりが浮かび上がった。

 「教頭は忙しい」との現場の声を受け、教頭・副校長の勤務時間を初めて抽出調査(小中学校計36校)し、同日の県議会決算特別委員会で結果を説明した。

 一般教職員で月80時間超の割合は小学14%、中学54%。小学で教頭との差が目立った。教頭は校内の会議や研修の資料準備、関係者への学校行事の案内などの業務で多忙化しているとみられる。

 笠原寛教育長は「校長、教頭にさらなる問題意識を持ってもらい、自らの長時間勤務と学校全体の長時間勤務の解消に取り組んでほしい」と話した。

 一方、9月の調査で教頭の時間外労働が80時間超だった割合は小学30%、中学44%。対象校などが異なるため単純比較はできないが、県教委は改善傾向にあると分析している。

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