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三山春秋

2017/07/15【三山春秋】 高校野球の熱戦が繰り広げられている球場へ、久しぶりに足を運んだ…

 
 ▼高校野球の熱戦が繰り広げられている球場へ、久しぶりに足を運んだ。スタンドから球児の一投一打を追いながら、声援を送る父母やOB、高校野球ファンの表情にも注目した

 ▼若いカップル、赤ちゃんをだっこした母親、白髪の老夫婦、会社員らしいワイシャツ姿の男性ら、まさに老若男女がグラウンドに視線を注いでいる。声は発せず、祈るように手を合わせている女性の姿もあった

 ▼球場は連日、うだるような暑さに包まれている。それでも多くの人々は、ひた向きに白球を追う球児たちの筋書きのないドラマに引き寄せられる。負けたら終わりというトーナメントも見る側の心を捉える

 ▼たった1枚の甲子園切符を懸けた夏の群馬大会は開幕して1週間。1、2回戦が全て終わり、半数の33チームが姿を消した。コールドゲームは12試合あったが、2点差以内の接戦も13試合に上る。大会前半は比較的締まった試合が多かったように思う

 ▼本紙解説者で元富士重工業(現SUBARU)野球部監督の向田佳元さんは「自分たちの野球をやれば、強豪でも苦しめられる。思わぬチームがベスト8、4入りする可能性もある」と、全体のレベルアップを感じている

 ▼今日から3回戦がスタートする。頂点はまだ先にあるが、「野球ができる喜び」を胸にグラウンドで躍動する姿を期待している。

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