上毛新聞プレーバック

宮田、よみがえる本領 1969(昭和44)年4月18日

一点差をついで登板した宮田が、3回投げて1安打、4三振をとる好投をし、全盛期に近い球威を示したことは、非力といわれる投手陣をあずかる藤田コーチにとってどれほど心強いものがあったかもしれない。

試合終盤のピンチに登板、抜群のマウンド度胸で勝利をつかむ。付けられた異名が「8時半の男」。宮田征典(前橋高―日大)は1962年に巨人に入団し、球界初の救援専門投手となった。65年は69試合に登板、20勝5敗の驚異的な成績を残した。酷使がたたり成績は下降。69年は再起をかけたが、勝ち星なく引退した。2006年7月死去。享年66歳。