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来月15日に閉鎖 丸登製糸 1981(昭和56)年5月26日

前橋市国領町の「丸登製糸」(片倉孝雄社長)は、このほど開かれた労働組合(金井良之委員長、組合員六十人)との交渉で、来月十五日をもって工場を閉鎖する考えを初めて明らかにした。

丸登製糸は、1915(大正4)年に丸ト組製糸合名会社前橋製糸所として開設。丸ト組は片倉製糸傘下の工場で長野県岡谷市に本部があり、前橋と姫路に製糸所を置いていた。大正期には前橋屈指の製糸工場に成長した。昭和期に入り丸登製糸と改称したが、生糸需要の落ち込みなどによる業績不振を理由に転業の方針を打ち出したという。