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よみがえる安政遠足 1975(昭和50)年6月16日

日本最古のマラソンといわれる安政遠足(とおあし)の現代版が十五日午前六時から安中市と松井田町の中山道で行われた。六十七歳の老人や東大生を含む七十人が約三一キロを完走、旧安中藩士の心意気を現代に再現した。

安政遠足の歴史は古く、江戸時代にさかのぼる。時の安中藩主・板倉勝明が藩士を鍛えるため、安中城から長野県境の熊野神社まで競争させたことが起源とされる。地元の有志によって再現された「安政遠足侍マラソン」は今年5月で43回目を迎えた。仮装ランナーの多彩なコスチュームも見どころで、よろい武者が目立つのは第1回から変わらない。