上毛新聞プレーバック

觀音様がバア 1936(昭和11)年7月29日

高崎市の井上保三郎氏が数万圓の巨費を投じて觀音山上に建設中の高さ百三十餘尺の白衣大觀音像は頭部の足場を取り慈悲を湛えた觀音様の温容を仰ぎ見るほどになつたが來春までには完成関東の一名物となる筈

高崎のシンボルとしてだけでなく、縁結びのパワースポットとなりつつある白衣大観音。1936年、実業家の故井上保三郎氏が陸軍特別大演習で昭和天皇への単独拝謁を許された栄誉に報いるとともに、混迷する社会に慈悲の光を届けようと建立した。昨年秋、建立80周年記念法要が行われ、高崎を見守り続けた観音像に市民らが感謝の気持ちをささげた。