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琴錦 上州に初賜杯 1991(平成3)年9月23日

大相撲秋場所千秋楽の二十二日、平幕琴錦(二三)=本名松沢英行、佐渡ケ嶽部屋=が13勝2敗で初優勝を飾った(略)箕郷町では、郷土力士の初優勝が決まると実家や町役場ロビーなど各所から大歓声が上がった。

「F1相撲」と称されたスピード感あふれる取り口で、曙や若・貴兄弟と名勝負を繰り広げた琴錦。「史上最強の関脇」と目されたが、度重なるけがもあり、期待された大関取りはならなかった。それでも長い大相撲の歴史の中でただ1人、2度の平幕優勝を果たした。初の賜杯を手にした夜、面倒を見てくれた同郷の先輩、琴稲妻とパレードした。