上毛新聞プレーバック

上武、堂々金メダル 1964(昭和39)年10月15日

メーンポールに高々と上がる日の丸に、表彰台に立った上武の目が光った。(略)レスリング最終日の十四日(略)日本のホープ上武はバンタム級で見事優勝。「勝っちゃったよ」という上武の顔は汗で光っていた。

邑楽町出身の小幡(旧姓上武)洋次郎は21歳で東京五輪に出場、日本レスリング史上最年少の金メダリストとなった。3人による決勝リーグ初戦で左肩を脱臼しながら連勝しての快挙。4年後のメキシコ五輪でも決勝で左肩を脱臼、ドクターが棄権を勧告したが「大丈夫」とアピールし2大会連続で頂点に立った。現在は母校の館林高で後輩を指導している。