上毛新聞プレーバック

いよいよ伐採 安中の杉並み木 1968(昭和43年)年10月27日

安中市の杉並み木は三百数十年の樹齢を誇り、安中のシンボルとして親しまれてきたが、枯死や倒伏の危険が多くなってきたので安中分六十七本全部を切り倒すことになり二十六日、現地でおはらいの式を催した。

江戸時代に植えられたという安中杉並木。1933年の国天然記念物指定時は、安中市安中から原市の旧中山道沿いに321本あったが、道路舗装や自動車の排ガスなどで次々に枯死。安中地区のスギは天然記念物指定が解除され、68年に伐採された。現在、原市地区に残るスギは13本。雨水を浸透しやすくする工事を行うなど、保存に向けた取り組みが続く。