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松タケ 両陛下に献上 1961(昭和36)年10月28日

太田市は(略)二十七日上京、天皇、皇后両陛下に金山名産の松タケ一カゴを献上した。この松タケは金山の市有林からとれたものだが、味と香は全国一と徳川時代から毎年献上されているもの。

金山産のマツタケは1629(寛永6)年、館林城主、松平忠次が3代将軍、徳川家光に献上したのが始まりとされている。歴代将軍に届けられ、幕府崩壊後、一時途絶えたものの、明治以降は皇室に献上された。最盛期には3000本近くあったが、松の老化により1964(昭和39)年を最後になくなった。記事には「ことしは全部で三十数本しか姿を見せず」とある。