上毛新聞プレーバック

姿消すか紙芝居屋さん 1959(昭和34)年11月16日

むかしからずーっと子供たちの人気を集めてきた紙芝居はこのごろ映画やテレビにすっかり押され、街頭からだんだん消えてゆく。“太鼓たたけど集まらず”-(略)時代の流れにはかなわぬようだ。

広場に自転車で乗り付けたおじさんが拍子木を打つと、子どもたちが集まってくる。小銭で買った水あめやソース煎餅を頬張り、紙芝居の「黄金バット」に夢中になった。昭和初めから戦後にかけて子供の娯楽として人気を集めた街頭紙芝居はテレビの普及で衰退していった。最近はぬくもりある媒体として再評価され、教育や文化面で活用されている。