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国宝級の文化財続々 観音山古墳 1968(昭和43)年3月13日

未発掘の前方後円墳のなかでは県内で最大といわれる高崎市綿貫町の観音山古墳は(略)石室の入り口の発見につづいて十二日、(略)国宝級の金メッキ銅製馬具、武具類など貴重な文化財がぞくぞく出土した。

全長およそ100メートルの観音山古墳は、6世紀後半に造られたと推定されている。発掘作業では石室から出土した数々の副葬品が注目された。盗掘されておらず、中国や朝鮮半島とのかかわりがある貴重な品々が確認されている。被葬者は東国屈指の豪族だったと考えられており、出土品の一部は群馬の森にある県立歴史博物館に保管されている。