上毛新聞プレーバック

名犬「ボス」と「シロ」 1975(昭和50)年3月30日

今月中旬、碓氷郡松井田町と長野県境の山で道に迷い、動けなくなった東京の大学生を救助する殊勲をたてた秋田犬とスピッツの二匹が松井田署長から人命救助で表彰されることになり(略)話題を集めている。

お手柄は松井田町の旅館で飼っていた秋田犬の「ボス」(雄、5歳)とスピッツの「シロ」(雌、1歳)。旅館に泊まった大学生は2匹を連れ、鼻曲山に登山に出掛けたが、雪道に迷ってしまった。ボスだけが戻ってきたのを見た地元の人は遭難を疑い、署員や住民が捜索。翌朝に発見に至った。大学生はシロを抱えて暖を取り、寒さをしのいだという。