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国内初の肉食恐竜 2003(平成15)年5月21日

富岡市の県立自然史博物館は二十日、群馬県神流町(旧中里村)内の地層から、一億~一億二千万年前に栄えた肉食恐竜、スピノサウルス類の歯とみられる化石が見つかった、と発表した。(中略)発見は国内初。

化石は1994年、沼田市の松本良輔さん=当時(50)=が白亜紀前期の地層で発見、同博物館に寄贈した。歯の化石は1本で、長さ約6センチ。生息地域は南米、北アフリカ、ヨーロッパ中心と考えられており、スピノサウルス類の化石発見はアジアで2例目。恐竜は推定体長12~17メートル、体重4~6トン。水辺にすみ、歯はワニに似ているという。