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歯を持つ埴輪発見 1989(平成元)年6月17日

高崎市山名町に建設を進めている群馬職業訓練短期大学校の学生寮予定地で、全国にも類例のない、口元に石製の歯の並んだ埴輪はにわが発見され、高崎市教委が十六日発表した。(略)被葬者を守る武人とみられ、

発掘現場となった山名原口Ⅱ遺跡は約3.5ヘクタールに17基の古墳がある山名古墳群の一部。歯を持つ埴輪は円墳石室の入り口付近で見つかった。顔部分は縦30センチ、横27センチで、わし鼻の両穴には白い長石が詰められていた。冠をかぶっており、身長は推定約130センチ。いかめしい形相から墓に悪霊が入るのを防いだ「盾持ち埴輪」とみられる。