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23年前の凍結精液で子豚19頭 2002(平成14)年11月26日

富士見村小暮の県畜産試験場(尾内宗次場長)で十月下旬、二十三年前の凍結精液を使って、子豚計十九頭(雄十一頭、雌八頭)が生まれていたことが、二十五日分かった。十九頭とも順調に育っている。

県畜産試験場は2002(平成14)年6~7月、ランドレース種の雌豚5頭に岩手大名誉教授が1979年につくった凍結精液を人工交配した。2頭が受胎し、10月に子豚19頭が誕生した。だが、豚の精子は低温に弱く、雄が優良豚生産に関与する割合が牛と比べて低いことなどから、現在も生産現場では生体の液状精液を使った優良系統の増産が主流。