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天才児の絵画を世に 1989(平成元)年2月1日

十二年前に若くして死亡した山田かまち君=当時(一七)、高崎高校二年生=の絵画遺作展が九日から十四日まで、高崎市片岡町の広瀬画廊で開かれる。主催するのは(略)井上工業会長の井上房一郎さん(九〇)。

かまちの遺作展は、死後4年たって遺作集刊行の際に前橋で開かれて以来。高崎の文化振興に尽くした井上さんは「天才児・かまち君を世に出すために開く」と意義を述べた。幼少期からの際立った才能を示す遺作は教科書に採用されたほか楽曲となり、かまちをモデルに映画も製作された。遺作や遺品は高崎市山田かまち美術館に収蔵・展示されている。