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重監房復元へ 草津の栗生楽泉園 2009(平成21)年4月2日

草津町草津の国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」に設置されていた懲罰施設「重監房」の復元に向け、厚生労働省の「歴史的建造物等保存検討作業部会」が(略)現地調査を計画していることが、一日までに分かった。

重監房(特別病室)は全国のハンセン病療養所で楽泉園に唯一存在した懲罰施設。1938年の開設から47年の閉鎖までに93人が強制収容され、寒さや飢えで22人が死亡した。跡地の発掘調査を経て2014年、施設の一部を再現し、資料展示機能を備えた重監房資料館が楽泉園東側に開館した。入所者は「二度と偏見や差別を生まない象徴の拠点に」と語った。