上毛新聞プレーバック

荒船風穴の建屋資材発見 2013年(平成25)年4月20日

世界文化遺産登録を目指す「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産、国史跡「荒船風穴」(下仁田町南野牧)で、昭和30年代に撤去された2号風穴建屋の建築資材が近くの山林で見つかったことが19日分かった。

荒船風穴は2014年6月、富岡製糸場などと共にユネスコの世界文化遺産に登録された。明治~昭和初期に天然の冷風を利用して蚕種(蚕の卵)を低温貯蔵した施設で、石積みで囲い建屋を設けて冷風を閉じ込めた。現在は3基の石積みが残る。発見された建屋構造物の柱や梁、金具など9種26点は保存処理し、下仁田町歴史館で主要な部材を展示している。