新しいチャレンジ 利根商サッカー部監督に元浦安の斎藤芳行氏
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上位昇格を目指す利根商高の斎藤監督

 運動部強化を図る群馬県の利根商高のサッカー部監督に、関東1部リーグのブリオベッカ浦安の元監督、斎藤芳行氏(57)が就任した。育成年代からトップチームまで幅広く指導、チームの意欲を上げる指導方法に定評がある。「新しいチャレンジ。みんなに良いサッカーと言われるチームをつくりたい」と意気込んでいる。

◎「もっとサッカー楽しくなるよう」
 斎藤監督は学生時代、読売クラブ(現東京ヴェルディ1969)で育ち、茨城県の社会人リーグでもプレーした。現役時代から幼児や少年のチームを指導。2004年から17年までの間に通算9シーズン、監督として浦安を指揮、関東2部から日本フットボールリーグ(JFL)に昇格させた。この間、05年にJ2仙台、08年にはJ2横浜FCのトップチームコーチを務めた。

 18年には浦安のゼネラルマネジャーに就任したが、新天地に利根商高を選んだ。以前から育成年代のチームなどを引き連れ、県内で合宿をしていたこともあり、なじみのある場所。「うまい空気や水、野菜があって、立派なグラウンドがある。J1、J2よりも環境は良い」と好印象を抱いている。

 コーチとしては「自分のミスは自分で、味方のミスも自分で」取り戻すことが指導方針。試合をつくるディフェンスの強化を柱とし、選手に献身的なチームプレーを求めている。

 これまでチームはA、Bチームがそれぞれ別のグラウンドで練習していたが、就任後は同じグラウンドを仕切り、半分ずつ使用。「一体感をつくるため」で、狭いエリアで練習することでプレー判断の質を上げている。

 利根商高は現在、高校生年代の県U―18(18歳以下)リーグ2部。当面は残留を目指してリーグ戦を戦う。チームがまとまった先には1部昇格や強豪 ひしめく県内外での「ジャイアントキリング」が頭にある。斎藤監督は「部員にはもっとサッカーを楽しくなってほしい。斎藤に任せて良かった と思ってもらえるように頑張りたい」と話す。

 さいとう・よしゆき 1961年8月生まれ。東京都出身。日大卒。共感するチームはワールドカップ90年大会のコロンビア、同94年大会のルーマニア。

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