県eスポーツ連合設立 普及活動や選手の育成
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 対戦型コンピューターゲーム、eスポーツの普及と健全な発展を目指して、群馬県eスポーツ連合が16日、設立された。大会の企画運営や支援、選手育成、教室開催などに取り組み、産業としても確立を図る。アジア大会や国体文化プログラムに採用、プロ野球やJリーグのチーム対抗戦も開かれ、スポーツの一ジャンルとして認識が高まっている。県連合は本県をeスポーツの国内メッカとすることを目指す。

 当面はパズルゲームの「ぷよぷよeスポーツin上毛新聞社」(6月)を企画・運営し、茨城国体「ぷよぷよ」県代表決定戦(7月)に協力する。暴力やいじめを助長しないよう、反社会的ゲームや偏った格闘ゲームは避け、年齢・性別・障害の有無を超えて楽しめるeスポーツの特性を生かした競技機会提供に努める。

 県内には障害者プロゲーマー養成所とそこから発展した団体、国体のサッカーゲーム「ウイニングイレブン」県予選の実行委員会を組織した競技団体、全国規模の大会を主催する家電量販店もあり、既存組織や競技者チームと連携を探る。ゲームソフト会社と提携したプロ野球やJリーグの活況も踏まえ、県内プロスポーツチームへの協力事業働き掛けも視野に入れる。

 国内ではオンラインの愛好者に加え、大会に参加者が多数集まり、高度なテクニックを持つプロゲーマーが出場する大会には観戦者が集結する。大会開催を通じ、県内経済活性化へ寄与を図る。

 会長には五輪・パラリンピック招致活動や世界規模の陸上大会運営に携わり、国際情勢に明るい平方亨氏(渋川市)が就いた。平方会長は「eスポーツは多くの人が国体選手やオリンピアンになる夢を持てるスポーツ。言葉や地域、文化の壁を超えて参加でき、観光、教育、福祉・医療などの業界に効果が波及する。新たな取り組みを国内外に発信したい」としている。

 任意団体として発足し、個人や企業の会員募集を今後検討、一般社団法人化を目指す。問い合わせ先は事務局の上毛新聞TR・eスポーツ推進室(前橋市新前橋町、027・252・4151、メールアドレスcontact@gunma-esu.com)。

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