青木宣篤 オートバイ鈴鹿8耐・SSTクラス2年連続で参戦
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鈴鹿8耐に向けテスト走行する青木=6月、鈴鹿サーキット(撮影・佐藤寿宏さん)
鈴鹿8耐への意気込みを語る青木(左)と毒島総監督

 国内最大のオートバイレース、第42回鈴鹿8時間耐久ロードレース(8耐、28日決勝、三重・鈴鹿サーキット)に、群馬県から青木宣篤(47)=高崎市=がスズキ系のモトマップSWATから出場する。昨年に続き、マシンの実力差が少ないスーパーストック(SST)クラスにエントリー。ボートレースのトップレーサー、毒島誠選手(35)=同市、群馬支部=をチーム総監督に迎え、「今年こそクラス優勝を」と意気込む。

◎総監督にボートレーサー毒島迎え「今年こそ優勝」
 レースは排気量1000㏄の市販車ベースのマシンで争う。改造範囲の広い世界耐久選手権(EWC)クラスと違い、SSTは交換できるパーツが限られる。昨年初めてSSTに参戦した青木は「EWCではパーツ交換で簡単にできたタイム短縮が(SSTでは)不可能。ライダーの技術やセッティング能力、レース運びの力量が問われた」と振り返る。

 チームメートは8耐で度々組んでいるジョシュ・ウオーターズ(豪)に、イギリス国内選手権で活動するダニ・リンフット(英)が加わる。6月にテスト走行し、「3人とも背格好が似ているため、セッティングでいいポイントを見つけることができた」と仕上がりに自信を見せる。

 前回大会から、青木のトレーニング仲間の毒島総監督がレース中のタイム管理やライダーへのサインボード提示などで運営を手伝っている。ボートレースの最高グレード競走、SG4勝を挙げている毒島総監督は「ボートレースと違い、メカニックらスタッフ全員で8時間を走りきるチームプレーの素晴らしさを体感した」という。

 毒島総監督の参加を機に、オートバイとボートレースそれぞれのファンが互いのレース会場に足を運ぶようになったといい、「両者の懸け橋になれれば」と話す。

 国内外のメーカー直系チームがしのぎを削るEWCに比べ、青木らは自ら群馬県内企業のスポンサーを得て資金を工面するなど、手作りの戦いだ。「長年のレース経験を生かし、クラス優勝はもちろん、総合でも上位に食い込みたい」と8耐本番を見据える。

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