飛べ夢舞台 プロスケートボーダー根岸空 23日から米国でSLS
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世界最高峰のストリートリーグに出場する健大高崎高の根岸
根岸空

 群馬県のプロスケートボーダー、根岸空(健大高崎高2年、トリックスター)がストリートで世界最高峰のプロ大会「ストリートリーグ(SLS)」(23日開幕、米・ロサンゼルス)に出場する。「挑戦できるだけでうれしい。夢の舞台を思い切り楽しみたい」と意気込んでいる。

◎「思い切り楽しむ」…根岸
 2月の日本オープンは得意技を出し惜しみ、予選敗退となった。「できる技を出さないで負けるのが一番駄目だ。次は自然に楽しむ」と、5月の全日本選手権に臨んだ。

 大会前は緊張するタイプだが、渡米の道が一時遠ざかったことで気が楽になっていた。予選から難易度の高い技を成功させて、ランキングポイント4位に入った。ストリートリーグに出場できるのは上位3人だったが、うち1人が別枠で出場するため、出場権を得た。初めは「夢じゃないかと思った」と驚きを隠せなかったが、小学生の時から憧れていた舞台に立てる喜びを感じている。

 攻めるときに使っていた技を確実にこなせるようになったため、より難易度の高い技に挑戦している。空中で板を縦に1回転、横に半回転させる「ハードフリップ」に、後輪を浮かせる「ノーズグラインド」や、前輪を浮かせる「ファイブ・オーグラインド」を組み合わせようとしている。大会でこの二つの技をしている選手はほぼいないといい、「バランスを取るのが難しいが、この大会で成功させたい」と意欲的だ。

 来夏には東京五輪が控える。今大会で結果を出せば、出場の可能性が高まる。出場を狙いつつ「自分が頑張ることで注目度が上がり、競技を知ってもらうきっかけになってほしい」と競技の普及とファン拡大も願う。

 《ストリート》 スケートボードのうち、階段や手すりといった街中の構造物、またはその模型を舞台に競う種目。障害物を飛び越えたり手すりを滑ったりする技や、ボードを足から離して複雑に回転させる技が見どころ。東京五輪は、深皿のような形状の滑走面を組み合わせた会場で行う「パーク」との2種類で実施する。

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