社会人野球日本選手権関東代表戦 スバル タイブレークで散る
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NTT東日本(東京)―スバル 7回まで投げ、2安打無失点と好投したスバルの先発川上=さいたま・県営大宮公園

 【さいたま=大橋周平、中里圭秀】社会人野球の日本選手権関東代表決定戦が3日、さいたま市の県営大宮公園野球場などで行われ、群馬県のSUBARU(スバル、太田市)はNTT東日本(東京都)との初戦に臨み、延長十二回タイブレークの末、2―4で敗れた。3年ぶりの本戦出場はならなかった。

 ▽1回戦
NTT東日本(東京都)
000 000 000 004―4
000 000 000 002―2
SUBARU(太田市)
(延長十二回、十二回からタイブレーク)

 ○…スバルは打線が振るわなかった。延長十一回まで散発4安打と苦戦。無死一、二塁で始まるタイブレーク十二回は、遠藤の犠飛、岩元の適時打での2得点にとどまり、表の4失点を取り返せなかった。

 投手は先発川上と2番手高橋のリレーで延長十一回まで4安打と力投。打線の援護を待ったが力尽きた。

◎チャンスに音なし 投手陣援護できず
 所々で好機をつくったスバル打線だが、相手の好投手たちを前に決定打が出なかった。公式戦初采配となった冨村優希監督は「低めの変化球を振らされた。ああいう球を見極められないと」と残念がった。

 二回まで三者凡退。三回は先頭石田陽平の三塁打で好機をつくるも後続が倒れた。この後、延長十一回まで三度得点圏に走者を進めたが、タイミングを外されるなどして本塁に進めなかった。

 タイブレークでチーム初の適時打を放った4番岩元聡樹は「打線として少ないチャンスで得点できれば良かったが、甘いボールはなかなかない」とチームの思いを代弁した。君島健太主将は「いいゲームができた、だけではなく、勝てるチームづくりがしたい」とかみしめた。

 一方、投手陣は力投した。先発川上雄太朗は7回2安打と試合をつくり、2番手の高橋史典は十一回まで2安打で続いた。タイブレークは暴投などで失点したが、高橋は「九回までストライク先行で、タイミングをずらすこともできた」と役割は果たした。

 ほろ苦いデビューとなった新生スバルだが、課題も明確になった。冨村監督は「選手たちとまた勉強しながら、来年の都市対抗に照準を合わせたい」と前を向いた。(中里圭秀)

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