若月(桐一高)世界で2発 日本が欧州王者撃破 サッカーU-17W杯
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オランダ戦で得点に喜ぶ若月(左)と成岡=ビトリア(FIFA提供・ゲッティ=共同)

 【ビトリア(ブラジル)共同】サッカーのU-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)ブラジル大会第2日は27日、ビトリアなどで行われ、1次リーグD組の日本は初戦でオランダに3-0で快勝した。FW若月大和(桐生第一高)が先制点を含む2点を奪い、西川潤(神奈川・桐光学園高)もPKで加点した。

 1次リーグは24チームが6組に分かれ、各組1、2位と3位の成績上位4チームが決勝トーナメントに進む。前回大会に続く16強入りを狙う日本は30日(日本時間31日)に米国、11月2日(同3日)にセネガルと対戦する。

 同じD組ではセネガルが米国に4-1で勝利。C組はフランスと韓国が白星発進した。

◎スピード武器 「歴史変える」
 初戦でいきなり大一番となった日本が、終わってみれば欧州王者に3得点の快勝を収めた。試合後ぼうぜんと座り込むオランダ選手とは対照的に、日本の若き戦士は堂々とした表情で喜んだ。森山佳郎監督は「考えられる最高の結果。選手がハードワークをしてくれた」と手放しに褒めた。

 試合開始直後こそ浮足立ってオランダの攻撃をしのぐのに手いっぱいだったが、徐々に緊張がほぐれてリズムが生まれた。攻撃力の高い相手を守備陣が封じ、2トップのFW若月大和と西川潤が効果的に攻めた。

 前半36分に西川のパスから若月が抜け出して先制。後半24分も再び西川からの縦パスに若月が巧みなターンでDFを置き去りにし、決定的な追加点を挙げた。若月は「ここしかないという場所に通してくれた」と西川に感謝した。

 圧倒的なスピードが持ち味の若月は今季から、特別指定選手としてJ1湘南でプレー。年代別代表、Jリーグ、高校と3チームでプレーするが、「いろいろなチームでプレーするのは刺激になるし、強みにもなる」を前向きに捉える。

 南野拓実(ザルツブルク)や中島翔哉(ポルト)らを擁した2011年大会に過去最高に並ぶ8強に進んで以降、出場した13年と17年は16強止まり。若月は「誰も日本がここまで勝てると予想していない。歴史を変えるためにも一丸となって頑張りたい」と次戦を見据えた。8年ぶりのベスト8へ、最高のスタートを切った。

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