高校男子・宗像、高校女子・山下が頂点 ぐんまマラソン・ジュニアロード
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高校男子 右手を挙げてゴールする農大二の宗像=正田醤油スタジアム群馬
高校女子 両手を広げてトップでゴールする太田女の山下=正田醤油スタジアム群馬
中学男子2、3年 2年生ながら頂点に立った高崎箕郷の原田(左)と、中学女子2、3年 スピードを生かしたラストスパートで混戦を制した甘楽の高橋=正田醤油スタジアム群馬と周辺コース

 陸上の第29回ぐんまマラソン・ジュニアロードレース大会(県、群馬陸協、上毛新聞社など主催)が11日、前橋市の正田醤油スタジアム群馬を発着点とするコースで行われ、高校男子は宗像直輝(農大二)が制した。同女子は1年生の山下真奈(太田女)が優勝。中学2、3年の男子は2年生の原田望睦(高崎箕郷)、女子は高橋雛乃(甘楽)が頂点に立った。大会は小学4年から高校まで約1100人が参加し、男女計12種目で競った。高校の男子と女子、中学男子2、3年の計3種目は、折り返し地点の位置に誤りがあったため、参考記録となった。

責任果たし 主将が有終 宗像
 右手の人さし指を力強く突き上げ、ゴールを駆け抜けた。高校男子は、全国高校駅伝28度の出場を誇る農大二の宗像主将が優勝。チームメートで全国トップクラスの実力を持つ石田洸介や伊井修司が今大会は不参加で、「絶対に勝たなければいけないレースだった。よかった」。名門の主将として最後の仕事を果たし、胸をなで下ろした。

 スタートから先頭に立ち、積極的にレースを展開。トラックを走る序盤の約1キロで集団を縦長にし、ロードでは自分のリズムで無駄な力を使わずに走った。残り約2キロで、城戸口直樹監督の声援を受けてペースアップ。最後は独走状態でトラックに戻ってきた。

 中学時代はソフトテニス部。3年時の県中学駅伝で好走し、農大二に誘われた。ただ、「強豪だなんて知らなかった」。入学したばかりの頃は、ジョギングでも10キロ走れば始めの4キロで集団から離脱した。「チームの底辺だった」が、毎日の練習でチームメートを1人ずつ抜いていくことを目標に設定。気が付けば、チームの主力で主将になっていた。

 高校3年間は「つらいことの方が多かった」と振り返る。でも「結果が出たときの達成感とか、うれしさが大きいから」と卒業後も走り続けることを決めた。法大に進み、箱根駅伝出場を目指す。

好調維持し「狙い通り」 山下
 ○…高校女子は、太田女1年生の山下が両手を広げてトップでゴールに飛び込んだ。全国高校駅伝常連の常磐勢は今大会不参加だが、1月の県高校新人駅伝では同校の選手をかわして1区区間賞。好調を維持して今大会に臨み「狙い通りの走りで優勝できた」と胸を張った。

 文武両道を目指して、太田休泊中から同校に進学。入学当初は受験の影響や新しい環境への戸惑いもあって調子を落としたという。それでも「こつこつやれば結果は出る」と腐らず、体の動かし方を見直した。「体幹のぶれが少なくなって、力強さが出てきた」と好成績につなげた。

中学男子2、3年 高崎箕郷・原田 冷静さ光るレース運び
 ○…伸び盛りの2年生が頂点をさらった。中学男子2、3年を制した原田望睦(高崎箕郷)だが、昨年の県中学総体は入賞できず、県中学駅伝も市予選敗退だった。「優勝を狙う気持ちはあったけど、ほんの少しだけ。体がよく動いた」とはにかみながら喜んだ。

 冷静なレース運びが光った。向かい風の前半は、集団の中で力を温存。追い風の後半「思ったより余裕がある」と残り1.5キロすぎで先頭に立って逃げ切った。1月の県100キロ駅伝で中学生の最長区間ではなかったものの区間賞を獲得し、今大会で初の県王者。「少しずつ自信が付いてきた。次は全国大会に出たい」と先を見据えた。

中学女子2、3年 甘楽・高橋 トラック勝負を制し昨年の雪辱
 ○…中学女子2、3年は、昨年2位の高橋雛乃(甘楽)が頂点に立った。持ち味のスピードを生かしたラストスパートでトラック勝負を制し、雪辱を果たした。「中学最後の大会だから絶対に負けたくなかった。昨年悔しかった分もうれしい」と声を弾ませた。

 今年1月の全国都道府県対抗女子駅伝は、選手選考レースに敗れて不出場。県内トップレベルの実績はあったが「レース中に気持ちが切れてしまった」と悔しい結果になった。以降は今大会に照準を合わせ、中学1年男子に出場した弟の歩と一緒に自主練習。「2人で頑張った成果が出た」と目を細めた。

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