スポーツ全国大会 中止続々 前橋の高校柔道も 中高生選手 落胆
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて政府がスポーツイベントなどの中止や規模縮小を求めていることに絡み、中学や高校の全国大会が相次いで中止に追い込まれ、群馬県内の中高生アスリートに落胆が広がっている。柔道の全国高校選手権は28日、前橋市で3月21日開幕予定だった大会の中止が決まった。ボクシング、卓球、テニスといった幅広い競技の全国大会も次々と中止に。目標に向けトレーニングを重ねてきた選手や指導者は動揺を隠さない。

◎石川のボクシング、千葉の卓球、三重の中学生ソフトテニス…
 柔道の全国高校選手権男子団体戦は、4年ぶりに常磐高が群馬代表として出場予定だった。地元開催での躍進を期し、練習に熱を込めてきた篠崎悠監督(38)は「選手のショックは大きい。インターハイを目標に切り替えていくしかない」と受け止めた。

 石川県で3月21日から予定されていたボクシングの全国高校選抜大会も26日、中止が決まった。この知らせに、「頭が真っ白になった」。関東大会を勝ち抜き、女子ライトフライ級に出場予定だった館林女高2年の平井万絢さんは「絶対に1勝を挙げようと思って毎日練習してきたのに…」と無念さを口にした。

 「『残念』なんて言葉では表せない」と話すのは、樹徳高卓球部の長谷川幸弘監督(44)。男子団体戦に出場予定だった全国高校選抜大会(3月25日開幕、千葉)は28日に中止が決まった。「この大会は選手が経験を積めることに加え、今のチーム力を測る大事な試合だった。目標を見失わずにいきたい」

 中学生も落胆する。3月26日に三重県で開幕予定だったソフトテニスの都道府県対抗全日本中学生大会も中止に。昨年12月から団体戦の県代表の男女各8人を招集し、県外遠征などで強化を進めてきた。女子主将の佐藤心美さん(前橋桂萱中2年)は「一丸となって練習してきた。日本一を狙えたチームなので何としても出たかった。教わった技術は大切に生かしたい」と話した。指導者代表の長沼拓也さん(伊勢崎四中)は「保護者と指導者も総出で支えてきたので残念だ」と語った。

◎選抜高校野球は3月4日に開催方針を協議
 健大高崎高と桐生第一高が出場する選抜高校野球大会(3月19日開幕・兵庫)の開催方針は、3月4日の運営委員会で協議される。

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