「先生と一緒に」進学後にパラ駅伝 再挑戦決意 県立盲学校高等部・田村愛
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長距離走の練習をする田村(右)と伴走の古郡=2月、県立ふれあいスポーツプラザ

 陸上の短・長距離走に取り組む田村愛が群馬県立盲学校高等部を卒業、筑波大付属視覚特別支援学校に進学する。高等部生活の集大成と位置付けていた「パラ駅伝2020」は新型コロナウイルスの感染拡大で中止となり、「憧れの先生」古郡恵利華の伴走での出場はかなわなかったが、将来社会人となって地元に戻り「先生と一緒に駅伝に出たい」と決意を新たにしている。

 パラ駅伝は障害者と健常者が一本のたすきをつなぐ。本県は第1回から参加し、昨年は準優勝。5回目の今年は3月15日に東京都内で開催が予定されていたため、中高生を中心に10~50代の選手が出場登録していた。深沢要三監督は2月の全体練習会で戦力の充実に手応えを感じ「仲間意識が高い」と胸を張っていた。
 大会中止はツイッターで知った。仕方ない事態とは理解しつつも、「残念…」と悲しみに暮れた。
 「これまでの人生はずっと応援してもらってきた」と恩師や家族への感謝を忘れない。立派な社会人となったら地元に戻り、恩返しを誓う。その時は「再び群馬チームに入り、先生と一緒に駅伝に出たい」。その日まで走り続ける。

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