ワンチーム精神を ラグビー元日本代表の三宅敬さん 館林で園児指導
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館林市の杉並幼稚園で開かれたラグビー教室(2019年11月12日)
ラグビーの精神を分かりやすい言葉で説明する三宅さん(左)=2019年11月26日、館林市の西幼稚園

 群馬県館林市の公立幼稚園、保育園14園で「初めてのラグビー教室」が本年度から本格的に始まることになり、元日本代表でパナソニックワイルドナイツWTBとして活躍した三宅敬さん(40)が幅広く指導に乗り出す。ラグビーを通じて「思いやり」「協力」の気持ちを育む。昨年度まで市ラグビー協会が一部の園で開いてきた教室でも教えた三宅さんは「自分の人生は競技があったからこそ豊かになった。ラグビーとの出合いが楽しい人生のきっかけになれば」と期待を込める。

 市協会の教室は2年前にスタート。昨年度までに8園の年長児161人がラグビーボールやルールを生かした遊びに興じた。企画運営の中心となった市協会副会長の小礒守正さん(51)は「ラグビーはチームとしての規律を重んじながら目的達成を目指すスポーツ。全身を使って取り組み、『ワンチーム』の精神を学んでほしいと考えた」と振り返る。

 この事業の指導役を無償で請け負ったのが三宅さんだった。「ワン・フォー・オール オール・フォー・ワン」(1人はみんなのために みんなは1人のために)のラグビー精神を「思いやりと協力」の言葉に置き換え、遊びのルールを通して友達や家族を大事にする気持ちが育つよう、プログラムを工夫した。ボールを使った鬼ごっこやパス回し、体当たり体験を取り入れた1時間の内容で、「失敗したときは『ごめん』『ドンマイ』と言葉にしよう」と園児に分かりやすく語り掛けた。

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