ラグビートップリーグ パナソニックが始動 5季ぶりの王座目指す
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5季ぶりの王座奪還に向けて練習に励むパナソニックワイルドナイツ=太田市龍舞町

 ラグビートップリーグ(TL)のパナソニックワイルドナイツが5季ぶりの王座奪還に向け始動した。新型コロナウイルスの影響で2月下旬から活動を休止していたが、8月17日に全体練習を再開。群馬県太田市のグラウンドで練習を行った27日、フッカー坂手淳史主将が電話取材に応じ「タイトルを獲るためベストを尽くす」と年明け開幕予定のTLへの意気込みを語った。

◎来夏には埼玉・熊谷に拠点を移転
 27日は午後3時ごろから、2時間ほど汗を流した。7人制代表候補合宿中の藤田慶和や帰国中の外国人選手数名を除く大半が集合。昨年のワールドカップ(W杯)で活躍したプロップ稲垣啓太やフッカー堀江翔太、医師を目指すため今季のTLを最後に引退するWTB福岡堅樹らも元気な姿を見せた。

 感染症対策として接触の多いプレーは控えている。クラブハウスに出入りする度の検温やジムの人数制限、トレーニング器具の消毒などを徹底。17日の始動時も大人数が屋内に密集する全体ミーティングは行わなかった。それでも坂手は「みんなと顔を合わせ、グラウンドでプレーできることに楽しさやうれしさを感じている」と明るい声。各選手の状態についても「良く動けている」と手応えを口にした。

 近年は代表活動やスーパーラグビー(SR)に参戦する選手を欠いて始動することがほとんどだったが、今年は日本人の主力級が勢ぞろい。「これだけ長い期間、そろって練習できることは珍しい。(活動休止の)ブランクは長いが、しっかり準備できることは大きい」と前向きにとらえる。ロビー・ディーンズ監督も帰国せず日本に残ったため、始動時から指揮を執る。

 来年夏には練習拠点を埼玉・熊谷市に移転することが決まっており、太田市での練習は残り少ないが、感染対策としてファンの見学は当分見合わせざるを得ない状況。坂手は「ファンの皆さんとなかなか会えずに寂しい。TLが無事に開幕したら、かっこいいラグビーを見せたい」と語った。

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