県高校体育大会 剣道女子団体 健大高崎Aが優勝
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女子団体決勝・健大高崎A―健大高崎B 先鋒戦で唯一の勝利を収め健大Aを優勝に導いた石井=ALSOKぐんま武道館

 新型コロナウイルスの影響で中止となった県高校総合体育大会や全国高校総体(インターハイ)県予選の代替大会「県高校体育大会」の剣道は19日、前橋市のALSOKぐんま武道館で女子団体を行い、健大高崎A(石井梨乃、横川さくら、森山香凜)が健大高崎B(小林珠夕、新井菜摘、金子未羽)を破って優勝した。20日に同武道館で男子団体を行う。

◎同門対決制す
 剣道女子団体決勝は健大高崎の同門対決となり、AチームがBチームを下して有終の美を飾った。3人制で行われた試合は決勝まで3試合で1人も対戦を落とすことなく勝利。Bチームも準決勝まで2試合無敗。吉川新監督は「後悔のないようにと送り出した。積極的によく攻めた」と両チームをたたえた。

 最後の試合で輝いた。Aチームの先鋒せんぽう、石井梨乃は154センチと小柄だが、足を使った素早い面で一本勝ち。学年別の個人戦で優勝したこともある実力者だが、団体では控えが多かった。競技はこれで一区切り。「ずっと練習してきた面を決められた」と表情を崩した。

 感染対策のため、つばぜり合いは最大約10秒から3秒程度に短縮。チームはその離れ際で一本を取れるように対策を練ってきた。手の内を知った者同士の決勝は中堅・横川さくら、大将・森山香凜主将が有効打を与えず、終始主導権を握って逃げ切った。

 出場予定だった全国選抜や目標のインターハイが中止に。ショックを引きずる中、森山主将が「これまでやってきたことは無駄じゃない」と部員にメッセージを送り、この大会に向けて意欲を維持してきた。「目標はなくなったけれど、仲間と励まし合い、学ぶことの多い日々だった」と森山主将。次のステージで経験を生かすつもりだ。

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