東日本実業団駅伝 スバルが途中棄権 ニューイヤー出場逃す
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20年連続のニューイヤー駅伝出場が途切れ、うつむきがちにゴールするスバルの7区阿久津=熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

 全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝、来年1月1日・群馬県庁発着)の出場権を懸けた東日本実業団対抗駅伝は3日、埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場および公園内特設周回コースの7区間、76.4キロで行われ、群馬県のSUBARU(スバル)は5区中村拳梧が途中棄権し、富士重工業として初出場した2001年以降20年続いていた全日本大会の出場が途切れた。

◎前半の苦戦で歯車狂う
 20年間つなぎ続けたたすきが、突然に途絶えた。太田市が拠点のスバルが5区で途中棄権。新春の上州路から姿を消すことになった。初出場時のメンバーだった奥谷亘監督は「地元企業として一番やってはいけないこと。申し訳ない」と沈痛な表情で話した。

 貯金をつくるはずの前半区間の苦戦が響いた。2区ロロット・アンドリューは7位で中継。好調の住吉秀昭と梶谷瑠哉を3、4区に並べたが順位を上げられず、5区中村拳梧は10位スタート。予選通過は12位までで「(メンバー選考の)当落線上にいた中村にはプレッシャーだったかもしれない」と奥谷監督。8.4キロ区間の残り2キロ付近で脱水症状となって膝を付き、棄権した。

 7区阿久津は、繰り上げチームとの一斉スタート前、観客席のチーム関係者に頭を二度、三度と下げた。たすきが途切れたことの重さは、選手一人一人が強く感じているに違いない。ファンが待つ上州路に戻るため、鍛錬の日々が始まる。(越谷奈都美)

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