ヤマダ6位でシード権獲得 宮城でクイーンズ駅伝
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ヤマダの1区清水(左)からたすきを受け、走りだす2区西原=第1中継所(ヤマダデンキテックランド塩釜店前)

 全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は22日、宮城県松島町文化観光交流館前から弘進ゴムアスリートパーク仙台までの6区間42.195キロで行われ、昨年13位だった群馬県のヤマダは2時間16分8秒の6位でゴール、8位以内に与えられる次回大会のシード権を2年ぶりに獲得した。

 日本郵政グループが2時間13分34秒の大会新記録で2年連続3度目の優勝を果たした。1区の広中璃梨佳が31秒のリードを奪い、2位で迎えた5区で東京五輪マラソン代表の鈴木亜由子が区間1位の快走を見せ逆転した。3区で新谷仁美が区間記録を塗り替えた積水化学が1分16秒差の2位、豊田自動織機が3位となった。

【ヤマダ個人成績】
▽1区(7.6キロ)
(2)清水 真帆【2】23分52秒
▽2区(3.3キロ)
(3)西原 加純【2】10分22秒
▽3区(10.9キロ)
(3)筒井 咲帆【7】35分29秒
▽4区(3.6キロ)
(4)市川 珠李【9】11分31秒
▽5区(10キロ)
(5)石井 寿美【5】32分55秒
▽6区(6.795キロ)
(6)田崎 優理【10】21分59秒
※()数字は全体順位、【】数字は区間順位。

◎全区間で10位以内

 ヤマダが前回大会の鬱憤を吹き飛ばした。昨年は1区清水真帆が15位と苦戦し、以降の区間も巻き返せなかった。しかし今回、1区清水が2位で中継して優位に立ち、最後まで入賞圏内でレースを進めた。役目を果たした清水は「1区の悔しさは、1区でしか晴らせない。本当にうれしい」と笑みをこぼした。

 清水は今年、初出場した日本選手権女子1500メートル(10月)で6位に入るなど経験を積み、12月の同選手権長距離種目にも登録している。高い舞台で実力者と渡り合ったことで気後れしなくなり、この日も「緊張せずに楽しみだった」。2位集団で自重し、残り600メートルで抜け出すプラン通りの快走を演じた。

 この流れを受け、2区以降も全員が区間10位以内で走った。2区で2位の西原加純は「入賞できてほっとしている。距離が短かったので押していけた」と納得の様子で振り返った。

 日本選手権長距離種目には、清水のほか、西原、田崎優理、筒井咲帆、竹地志帆の5人がエントリーしている。この1年間でチーム全体の地力が増した証しだ。森川賢一監督は「(個々人の成長を)うまく駅伝につなげることができた」とうなずいた。
(中里圭秀)

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