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第55回群馬県高校・中学校総合体育大会のスキー競技会は12日、みなかみ町の水上高原スキーリゾートで男女の距離フリーを行い、高校男子(9キロ)は駒井夏人(利根商)、同女子(6キロ)は本多来依(同)が優勝した。中学男子(6キロ)は山口仁太郎(草津)が制し、同女子(3キロ)は花岡桂名(同)が2連覇した。男女大回転は片品村のホワイトワールド尾瀬岩鞍スキー場で行った。
◎上り坂も力強く…駒井
高校男子の駒井は、1周目から独走体制に入り、そのままゴールした。昨年の3位から順位を上げて初制覇となった。「他の選手を意識せず、自分の滑りに集中した」と振り返った。今季は大会が相次ぎ中止となり、この日が初めての出場だった。来月は入賞を目標にする全国高校総体(インターハイ)が待つ。それまでにレース勘を取り戻し、技術的に修正することが必要になる。
◎妹との接戦制す…本多
高校女子を制した本多来依は、「今までで一番きついコース」と評するも「最初から飛ばした。素直にうれしい」と全力を出し切った充実感に浸った。同じく利根商に通い、
◎1年生で2位に大差…中学男子6キロフリー優勝の山口
中学男子は、山口仁太郎(草津)が1年生ながら2位に37秒の差をつけて優勝した。「まだまだ。記録はもっと伸ばせる」と先を見据える。中学に入り腕の構えやポールを突く位置など細かい部分を意識するようになった。初めて出場する全国中学校大会(2月2日から長野・野沢温泉)では「半分より上を目指したい」と全力で臨む覚悟だ。
◎貫禄のレース…中学女子3キロフリー優勝の花岡
中学女子は花岡桂名(草津)が、昨年同種目覇者として貫禄のレースを披露した。前回の大会は思うように体が動かず納得いかなかったが「今回はいい滑りができた」と笑顔を見せた。トレーニングは新型コロナウイルスの影響も少なく順調に進み、夏場のオフシーズンは駅伝のアンカーとして県大会に出場した。シーズンに入ると、上りで速い動きができるようになるなど、フォームの改善ができた。