土屋良輔が男子1万で国内最高 全日本選抜スケート
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男子1万メートルで国内最高となる13分14秒80で優勝した土屋良輔=エムウエーブ(共同)

 スピードスケートの全日本選抜競技会長野大会最終日は13日、長野市エムウエーブで行われ、男子1万メートルは日本記録保持者の土屋良輔(メモリード、嬬恋高出身)が国内最高記録の13分14秒80で制した。土屋良の国内最高更新は全日本選抜八戸大会(11月)、全日本選手権(12月)に続き今季3度目。女子5000メートルは酒井寧子ねね(富士急、高崎健大出身)が7分16秒48で2位に入った。

 女子1500メートルは世界記録保持者の高木美帆(日体大職)が1分52秒78で優勝した。自身の国内最高を一挙に1秒30短縮。今大会は1000メートル、3000メートルと合わせ、出場3種目全てで国内最高を塗り替えた。佐藤綾乃(ANA、高崎健大出身)は4位。男子1500メートルはウイリアムソン師円(日本電産サンキョー)が1分44秒95の国内最高で勝った。

◎終盤に再び加速 最終2周30秒台

 また一つ、進化の足跡を残した。男子1万メートルの土屋良は年末の全日本選手権で課題に挙げた「後半にラップを戻す余力」を見せ、終盤、猛烈に追い込んだ。残り4周はぐぐっとペースを上げ、最終2周はともに30秒台をマークした。「後半で今までになかったラップ」と成長の実感を込めた。

 ぶれ幅が少なく31秒台のラップを並べた選手権に対し、中盤に32秒台まで落とす場面があった。初日の5000メートルで滑りのバランスを崩して6位となり、精神的に引きずっていた。「ひたすら我慢しようと気持ちで粘り切れた」と内面の苦闘を乗り越えた。

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