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SUBARU(スバル)陸上部に、実業団のNDソフト(山形)で主将を務めた照井明人(26)が移籍した。前チームでエースとして活躍し、5000メートル13分42秒14、1万メートル28分8秒29の自己ベストはスバルでも日本人トップのタイム。20年間続いた全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)出場を逃し、今年立て直しを図るスバルに頼もしいランナーが加わった。
苦しくなってからの粘り強さが持ち味。自身で長い距離への適性を感じ取り、今後はマラソンで日本代表を目指す。移籍は、より強くなれる環境を求めた決断。「送り出してくれた前のチーム、受け入れてくれた今のチームに恩返しするためにも、必ず結果を出す」
中学時代は野球部だった。高校で陸上部に入ったが、目立った成績は残せなかった。地道な練習を続け、東京国際大3年時に初の箱根駅伝出場に貢献。4年時はオープン参加の関東学連で出場し、最終10区で区間トップの走者を2秒上回る「幻の区間賞」を残した。「自分はこつこつ努力して成長してきたタイプ。どんどん試合に出て自分を高め、エリートに勝ちたい」と反骨心を持つ。
1日付で入社したばかりだが、既にチームの中心としての自覚を持つ。ニューイヤー駅伝にも意欲を見せ「来年出場することはもちろん、地元チームとして、いずれは優勝できるようになりたい」と力を込める。
てるい・あきと 1994年5月生まれ。岩手・専大北上高―東京国際大―NDソフト。168センチ、54キロ。趣味はドライブで、スバルのフォレスターを購入予定。