育英1996年世代がJ1で活躍 下部や海外経てステップアップ
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初のJ1に挑む徳島の鈴木(中央)
C大阪で活躍する坂元(右)

 2014年度の全国高校サッカー選手権で準優勝した、前橋育英高の1996、97年生まれの世代が花盛りだ。当時の3年生のうち、6人が今季J1の舞台で戦う。高卒や大卒でJ1へ加入した選手は不在で、結果を残すことで自らステップアップさせた。今季の飛躍を誓う。

 約90人がプロとなった同高の中でも異例だ。この世代は夏のインターハイで4強。初の全国選手権決勝へ進出した。山田耕介監督は当時を振り返り、「特別強かったこの子たちの前の世代に比べると、彼らには力がなかった」と振り返る。力の差がない分、厳しい競争が生まれたという。

 当時、同高の二本柱で、世代別日本代表の常連だったのが主将のMF鈴木徳真(徳島)とMF渡辺凌磨(FC東京)だ。鈴木は筑波大卒業後、徳島に加入。昨季は念願のJ2優勝と昇格を決めた。渡辺は早大を中退し、独インゴルシュタットの下部組織へ加入。トップチームと契約したが試合出場はなく、帰国。J2の新潟や山形でプレーし、存在感を示した。

 6人の中で最初に最上位リーグにたどり着いたのはMF坂元達裕(C大阪)。変幻自在なドリブルを用い、J1デビューだった昨季は優秀選手に選出された。

 結果を出すことでJ1への挑戦権を得たのは前ザスパクサツ群馬のDF岡村大八(札幌)。大卒ルーキーだった2019年は日本フットボールリーグ(JFL)の宮崎に期限付き移籍。チームを「見返したい」と成長を続け、その後、昨季はJ2でフル出場し、ステップアップを実現した。同じくザスパだったGK吉田舜も20年から大分へと巣立った。青学大からJ2琉球入りしたMF小泉佳穂は浦和へ加入した。

DF河西真とMF吉永大志はJ3福島に所属している。

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