ラグビーTLプレーオフ パナ後半怒とう FW陣が奮闘福岡2トライ
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近鉄―パナソニック 後半、抜け出すパナソニック・福岡。このあとトライを決める=花園

 ラグビーのトップリーグ(TL)プレーオフトーナメント第4日は25日、各地で2回戦4試合が行われ、パナソニックワイルドナイツ(ホワイト・カンファレンス=白組1位)が大阪・花園ラグビー場で近鉄(トップチャレンジリーグ2位)に54-7で大勝し、準々決勝に進出した。次戦は5月8日午後3時から、埼玉・熊谷ラグビー場でキヤノン(白組5位)と戦う。

 トヨタ自動車(レッド・カンファレンス=紅組2位)は日野(白組7位)を49-29で下した。NTTドコモ(白組3位)はホンダ(紅組6位)に21-13で勝ち、キヤノンはNTTコミュニケーションズ(紅組4位)を43-13で破った。

 トップチャレンジリーグから勝ち上がった近鉄のアタックに序盤は手を焼いたパナソニックだが、焦りはなかった。終わってみれば計7トライの圧勝。終盤に鮮やかな2トライでダメ押ししたWTB福岡堅樹は、FW陣の奮闘を勝利の要因に挙げた。

 守備での体を張ったプレーがボディーブローのように相手の気力、体力を消耗させた。後半35分の福岡のトライは、FWを中心に相手のアタックを計8度止めた末に生まれたもの。同38分にも福岡がインターセプトから独走トライを決めたが「インサイドの守備でFWが前に出続け、相手が縦に攻めるのがつらくなった。苦しくなったところで出したパスを狙った結果」と説明した。

 スクラムでも圧倒した。風下の前半は風の影響を受けるラインアウトで苦戦したが、流れを完全には渡さなかった。メンバーを変えた後半も23分にはマイボールスクラムから相手の反則を得て、PGにつなげた。

 ゲーム主将を務めたナンバー8ジャック・コーネルセンは「DFと両翼が機能して自分たちのラグビーができた」と胸を張る。プレーオフ初戦、上々のスタートを切った。
(越谷奈都美)

 ▽2回戦

パナソニック 54 7-77 近鉄
47-0


 【評】パナソニックが風上の後半に計6トライと攻め立てた。前半16分に自陣の左タッチライン付近を抜けられ、先制トライを許した。29分に同点としたが、ラインアウトやキックのミスなどで苦しんだ。

 後半は一転し、敵陣でボールを展開する時間が増えた。4分にナンバー8のコーネルセンがこの試合2トライ目を決めて勝ち越しに成功。その後も猛攻を続け、終盤にWTB福岡が2トライを決めるなど気を吐いた。

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