義足レスラー谷津(明和町出身)2年ぶりリング復帰 「可能な限り挑戦」
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義足を支えに裏投げを放つ谷津=さいたまスーパーアリーナ(写真提供 サイバーファイト)

 プロレスの4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル2021」がさいたまスーパーアリーナで6日開かれ、プロレス用の義足を着けた高崎市の谷津嘉章(64)=明和町出身=が時間差入場バトルロイヤル(参加15人)で2年ぶりにリングに復帰した。優勝者とはなれなかったが、「もう一回やらせてもらい、次につながる可能性を見いだしていかないと」と改めてプロレスへの情熱を語った。

 胸に八つの輪をあしらったアマチュアレスリング風のコスチュームで1人目として入場。DDT、プロレスリング・ノア、ガンバレ☆プロレスの各団体やフリーの選手と戦った。大石真翔(DDT)にフロントスープレックス、高鹿佑也(同)にブルドッキングヘッドロックを決めた。平田一喜(同)に裏投げを見舞い、監獄固めに入ったところで背後から井上雅央(フリー)にスクールボーイで丸め込まれ、3カウントを聞いた。

 谷津は「人工物なのでヒットしていいのか、手加減するのがいいのかまだちゅうちょする。義足を着けて初めてリングに上がり、満足にできないのは当たり前だが、そんな言い訳は許されない。可能な限り試して挑戦していかないと」と述べた。

 糖尿病が悪化して2019年6月に右膝下の一部を残して切断。リハビリに励み、大阪府内に本社を置く大手義肢メーカー、川村義肢の開発した義足で試合に臨んだ。

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