《北信越インターハイ》陸上 男子800で大楢(健大)決勝進出
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男子800メートル準決勝 決勝進出を決め、拳を握り締めて喜ぶ健大高崎の大楢=福井、9.98スタジアム
女子400メートル障害準決勝 決勝進出ならずも「楽しかった」と振り返った共愛学園の大山
男子400メートル障害準決勝 3組8着となった四ツ葉中等の吉原

 【福井=大橋周平、斎藤大希】全国高校総合体育大会(北信越インターハイ)は30日、福井県などで7競技が行われ、陸上男子800メートル準決勝で大楢龍輝(健大高崎)が1分53秒17で2組2着に入り、決勝に進出した。400メートル障害は男子の吉原辰樹(四ツ葉中等)が53秒50、女子の大山桜花(共愛学園)が1分2秒70でともに準決勝落選となった。

 ソフトボール女子の健大高崎は初戦の2回戦で多治見西(岐阜)に1-5で敗れた。

 【男子】▽800メートル予選
 「1組」(1)大楢龍輝(健大高崎)1分52秒25=準決勝進出
 「5組」(4)糸井秀成(太田工)1分55秒32=落選
 ▽同準決勝
 「2組」(2)大楢龍輝(健大高崎)1分53秒17=決勝進出
 ▽5000メートル予選
 「1組」⑱青木瑠郁(健大高崎)15分19秒19=落選
 「2組」⑯帰山侑大(樹徳)14分58秒88=落選
 ▽400メートル障害準決勝
 「3組」(8)吉原辰樹(四ツ葉中等)53秒50=落選
 【女子】▽800メートル予選
 「6組」(4)高木なるみ(新島学園)2分12秒76=落選
 ▽400メートル障害準決勝
 「2組」(8)大山桜花(共愛学園)1分2秒70=落選
 ▽走り幅跳び予選
 「2組」⑰竹村杏月(高崎女)5メートル47=追い風参考、落選

◎上位入賞に期待の走り 大楢

 上位入賞を期待させる走りだった。陸上男子800メートルの大楢は風の影響でタイムこそ伸びなかったが、狙い通りにレースを運び、組2着に入って準決勝を突破。「決勝に進むのが一つの目標だった。安心している」と振り返った。

 ラスト100メートルのスパートが生きた。向かい風で集団のペースは上がらないと読み、中盤まで先頭にぴたりと付いて足を温存した。引き離されないよう先頭との距離を保ち、最後の直線で一気に前を抜き去って浮上。「北関東大会は途中で焦って飛び出して失敗した。反省を生かせた」とうなずいた。

U20(20歳以下)日本選手権(6月、大阪)は不本意な6位に終わった。「上位に入賞できる力は持っている。順位にこだわって決勝に臨みたい」と意気込んだ。
(斎藤大希)

◎輝ける場所で再出発 女子400Hの共愛・大山

 「独特の雰囲気を2年ぶりに味わえた」。陸上女子400メートル障害の大山は1年時の国体少年女子共通800メートル以来の全国大会出場。準決勝で落選したが、充実感をにじませた。

 香川一中(高松市)時代に全国中学(全中)800メートルを2連覇。高校ではタイムの伸び悩みや重圧に気が滅入り、昨年の休校期間中に実家に戻って競技から離れた。それでも気付けば自宅周辺を走り、「やっぱり陸上が好きと感じた」。

 気軽に出場した昨年10月の県高校強化大会のオープン種目、300メートル障害で手応えをつかんで800メートルから転向。当初はハードル間の歩数合わせや跳躍の入り方に苦労したが、「かえって新鮮で面白かった」と今年6月の北関東大会で3位入賞するまでに成長した。

 「今回インターハイに出て、陸上人生の再スタートを切った思い。表彰式の様子を目に焼き付けて、励みにしたい」とすっきりした表情だった。

◎四ツ葉・吉原も決勝ならず 男子400H

 ○…男子400メートル障害準決勝に臨んだ吉原辰樹(四ツ葉中等)は3組8着。決勝進出はかなわなかった。「前の組のタイムが速くて焦ってしまった。力不足を痛感した」と悔やんだ。

 中学当時は短距離を主戦場としたが、納得のいく結果を出せなかった。高校で春山奈保美コーチらに柔軟性を見いだされ、400メートル障害を練習。短い距離で跳ぶことから覚え、終盤の粘り強さを武器に5月の県高校総合体育大会を制した。

 この種目の練習を始め、わずか2年で立った全国の舞台だった。「自分も輝ける場所を―と思ってこの種目を始めたので、準決勝まで走れたのは良かった」と前向きに捉えた。

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