卓球女子団体が銀以上 男子も準決勝へ
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女子団体準決勝 香港戦の第1試合でプレーする石川佳純(左)、平野美宇組=東京体育館
女子団体準決勝で香港を破り決勝進出を決め、カメラに向かってポーズをとる(左から)馬場監督、石川佳純、平野美宇、伊藤美誠=東京体育館

 卓球は女子団体準決勝で馬場(旧姓・星野)美香監督(前橋東高出身)率いる日本は香港を3-0で下して決勝進出を決めた。銀メダル以上が確定し、3大会連続のメダル獲得となる。ダブルスで石川佳純(全農)平野美宇(日本生命)組は蘇慧音、李皓晴組に3-0でストレート勝ち。シングルスは伊藤美誠(スターツ)が杜凱琴に3-1、平野が李皓晴に3-0で勝った。

 男子団体準々決勝で、前回リオデジャネイロ五輪銀メダルの日本はスウェーデンを3-1で下し、ドイツとの準決勝に進んだ。第1試合のダブルスで丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)張本智和(木下グループ)組が、カールション、チェルベリ組を3-1で退けて先勝。シングルスで水谷隼(木下グループ)がファルクに1-3で敗れたが、張本がチェルベリに3-1、丹羽がファルクに3-0で勝った。

◎「打倒中国に挑戦権」 馬場監督
 「『打倒中国』を目指してやってきて、ようやく挑戦権を得られてうれしい」と、馬場監督の声は澄んでいた。就任から力を入れた第1試合のダブルスを軸に、圧倒的強さで悲願の金メダルにあと1勝。勝負はスタートダッシュが決め手という。

 ダブルスは10点目を握ってからもつれた第1ゲームで早速動いた。タイムアウトを取って立て直しに成功すると、第2ゲームは「足動かして、足動かして」と声掛け。第3ゲームで石川が苦しい体勢からクロスを決めると立ち上がって拳を握った。「ナイスボール」と熱が入った。

 第3試合の平野のシングルスも、再び第1ゲームでタイムアウト。平野が追い上げムードを受けるなり、すかさず水を入れた。序盤の主導権を簡単に渡さない、的確なベンチワークが光った。

 1回戦から準決勝まで3-0のストレート勝ち。10年、20年を費やした日本卓球界の成果を喜びつつ、「やってみなければ分からなかった」と謙虚に受け止めた。決勝に向けて「相手に勝つより、力を出し切ること。『自分たちは必ず達成できるんだ』を合言葉に戦う」と話した。(田中暁)

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