由井、自己新逃すも全力出し切る 東京パラ200個メ6位
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女子200メートル個人メドレー(運動機能障害SM5)決勝 6位入賞を果たした由井(上武大)=東京アクアティクスセンター(撮影・入山亘)

 「良い大会になった」。競泳女子の由井は最後の種目となる200メートル個人メドレーを泳ぎ切り、充実した表情を見せた。8月25日の200メートル自由形で決勝進出、同28日の100メートル平泳ぎで日本新記録を樹立し、初出場ながら手応えを得た。この日も堂々とした泳ぎを披露し、6位に入った。

 3分45秒97の日本記録を持ち、「メイン種目」と位置付けて臨んだが、気負いを感じさせなかった。スタートの合図が鳴るとバタフライで好発進し、背泳ぎにつなげた。「平泳ぎでばててしまった」と後半、タイムを伸ばせず自己ベスト更新には約1秒届かなかったが、全力を出し切った。

 パラリンピック出場を現実的な目標に定めたのが約3年前。記録が伸びずに悩んだ時期もあったが、「こうして大会に出られて、(決勝進出という)目標も達成できた。苦しいことばかりではなかった」と振り返る。

 「最後で少し悔いが残った。メドレーで自己新を出したい」。夢の舞台で得た達成感と悔しさを糧に、さらなる成長を誓った。(金子雄飛)

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