スバル 3年ぶり本戦切符 都市対抗野球北関東2次予選
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スバル―新日鉄住金鹿島(茨城) 3年ぶりの都市対抗大会本大会出場を決め、抱き合うスバルの角田(17)と高橋=太田市運動公園野球場

◎鹿島下し第1代表

 社会人野球の第89回都市対抗大会北関東第2次予選は5日、群馬・太田市運動公園野球場で本大会の出場権を懸けた第1代表決定戦が行われ、SUBARU(スバル、同市)は新日鉄住金鹿島(茨城・鹿嶋市)を6―1で下し、3年ぶり27度目の本大会出場を決めた。指揮官1年目の阿部次男監督は「初々しくはつらつとした采配で上を目指す」と本大会での快進撃を誓った。第2代表決定戦は6日午前10時から同球場で行い、鹿島と日立製作所(茨城・日立市)が残り1枚の切符を懸けて対戦する。

 ▽第1代表決定戦
SUBARU(太田市)
 300 100 101―6
 000 000 010―1
新日鉄住金鹿島(鹿嶋市)

(S)角田-君島
(新)玉置、能間、伊藤、菊地、山井、嶋田-片葺

(SUBARUは3年ぶり27度目の出場)

 ○…スバルは11安打を放ち快勝した。初回、先頭古川の左前打を足場に送りバントで好機を広げ、林の中前打で先制。岩元、竹田、遠藤の3連続右前打もあり計3点を奪った。四、七、九回にも1点ずつ加えた。
 先発角田は被安打6で完投した。八回に失策が絡んで1点を失ったが、与四球1で踏ん張った。

◎要所抑え「満点」 先発の角田

 スバル4年目右腕の先発角田皆斗は最後の打者を左飛に打ち取ると、ベンチを振り返って両拳を高々と挙げ、走り寄ってきた仲間とがっちりと抱き合った。満を持しての登板は「勝ったので満点」と自己評価。相手打線に連打を許さない意地を見せた。

 北関東予選はここまで、小野和博の復活登板や後輩の踏ん張りもあり、角田は出番に恵まれなかった。前日に先発を告げられた時は、「早く投げさせてくれという怒りにも近い気持ちを抱えていた」。

 鹿島は昨年の代表決定リーグ初戦で苦汁をなめさせられた相手。阿部次男監督が「おとこ気がある投手」と見る角田は、立ち上がりから苦手意識をみじんも感じさせない「大胆な投球」で凡打の山を築いた。七回裏は先頭打者に打たれ無死一塁となったが、続く打者3人をぴしゃりと抑えた。

 打線は初回に火を吹いた。スタメン最年長の主砲林稔幸が先制の適時中前打を放つと、続く岩元聡樹、竹田育央主将、新人遠藤康平が立て続けに右前に運び、この回一挙3点。リーグ3戦目で打ちあぐねた相手エースの玉置隆を1回途中でノックアウトした。

 投打に磨きを掛けたスバルが、3年ぶりに東京ドームに乗り込む。チームの半数以上が本大会経験がないため、角田は「自分が投手陣を引っ張っていく」と鼻息を荒くした。(小山大輔)

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