上武大 順調な仕上がり 高崎経済大も意気 あす箱根駅伝予選会
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11年連続の本戦出場を狙う上武大
8年連続で予選会に臨む高経大

 第95回東京箱根間往復大学駅伝(箱年駅伝、来年1月2、3日)の出場枠を懸けた予選会が13日、東京・陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までのハーフマラソン(21.0975キロ)で行われる。群馬県からは11年連続の本戦出場を狙う上武大と8年連続で予選会出場を果たした高経大が参加する。各校10~12人が出場し上位10人の合計タイムによって本戦出場の11枠を競う。

◎中間層急成長 5位以内狙う…上武大

 11年連続の箱根路を目指す上武大は、充実した夏を越え順調な仕上がりだ。近藤重勝監督は「でこぼこだった主力と中間層の力の差が、合宿を終えて整った」と手応えを感じている。

 中でも中間層の成長が著しい。前回の本大会で最終10区を走った3年生の佐々木守は、9月の日体大長距離記録会で1万メートルの自己記録を更新。「自分でレースを引っ張れるようになれた」と成果を発揮した。4年生で初の出場をつかんだ伊勢崎商高出身の久保田直生は「後半の粘りが持ち味。チームの上位通過に貢献する」と、活躍を誓う。

 昨年の予選会で個人10位と力走した坂本佳太が抜け、今年はエース不在。それでも、太田黒卓主将や大森樹など今年1月の箱根駅伝を走った選手が9人残り「チーム力は歴代で1番」(太田黒主将)。大森は「あくまでも目標は本戦でのシード権獲得。予選は余裕で通過する」と力強い。太田黒主将は「一人一人が失敗しないことが大切。全員が自分の役割をこなせば大丈夫」と、予選通過を見据える。

 近藤監督が掲げる目標は、5位以内での通過。「今までで一番伸びしろがある」と指揮官が太鼓判を押すチームが、大一番のレースで真価を発揮する。

◎選手の状態 例年上回る…高崎経済大

 8年連続出場を決めた高経大は選手の状態が例年以上に整う。高橋栄作監督は「毎年スタートラインに立つのが目標だが、今年は国公立大の中で上位3位に入りたい」と意気込む。

 今回から予選会の出場条件が絞られ、参加校が10校減った。その中で高経大は早い段階で出場メンバーがそろい、練習量を積んできた。今年から食事の管理体制も強化し、コンディショニングは良好。ハーフマラソンの距離走ができていない不安はあるが、予選会は1人当たりの平均タイムを71分30秒に設定し、その上で70分を切る選手を複数出そうと狙う。

 まずエースの4年、菊池琢哉がいかにタイムを縮められるかが焦点。「最後の出場なのでチームで結果を残したい。最初から積極的に飛ばす」と気合十分。2、3年生が粘れるかも重要で、湯川友博主将は「例年ぱっとしないので今年は結果を残したい。練習量や設定するペースも去年より良い」と手応えを感じる。

 そして1年生3人が思い切り走ることがチームの底上げに欠かせない。館林高出身の田口兼大郎は「1年なので失うものはない。最後まで粘り強く走りたい」と全力を尽くす。

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