互角の成績 前橋育英か 桐生第一か 全国高校サッカー県大会決勝
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(上から)5年連続22度目の優勝を狙う前橋育英、5年ぶりの王座奪還に燃える桐生第一
 

 サッカーの第97回全国高校選手権群馬県大会は18日、前橋市の正田醤油スタジアム群馬で決勝を行い、前橋育英と桐生第一が全国切符を懸けて激突する。両チームは今季、新人大会や県高校総体、インターハイ県予選、プリンスリーグ関東で計5度対戦し、2勝2敗1分けと互角。育英の5連覇か、桐一が5年ぶりに王座を奪還するか。キックオフは午前10時10分。

◎鍵握る中盤の攻防

 育英は県大会3試合で13得点と盤石の戦いで14年連続で決勝に駒を進めた。桐一は準々決勝こそ苦しんだが、プリンスリーグ関東で磨いた変幻自在の攻撃で相手を撃破してきた。ともに攻守の切り替えが速く、ボールを保持するポゼッション型。両校のキーマンはJクラブ入団が内定しているMF秋山裕紀(育英)とMF田中渉(桐一)で、中盤の攻防が鍵になりそうだ。

 「(桐一は)強いですよ。1点差のゲームになる」と予想するのは育英の山田耕介監督。

 育英はボールを奪ってからのショートカウンターを武器とする。特に光るのはセットプレーの強さ。186センチの長身FW榎本樹をターゲットとしたロングスロー、コーナーキックは破壊力抜群。準決勝でもこの攻撃からFW室井彗佑が先制ゴールを挙げた。DF若月輝主将は「(全国)2連覇の大きな目標があるが、次で勝たなければスタートラインにも立てない」と必勝を誓う。

 桐一は流動的で自由なサッカーを掲げる。今季プリンスリーグでJユースや関東の強豪校と戦い、選手は自信とプレーする際の余裕を身に付けた。中村裕幸コーチは「プリンスリーグでもまれた感覚は彼らが一番感じている」と話す。

 育英榎本の高さに対抗するのは、DF中野就斗主将とDF角野寛太の「ツインタワー」。ブランクを乗り越えたアタッカーのFW小沢謙登、世代別日本代表FW若月大和ら攻撃のタレントは豊富。中野主将は「どんな状況でも焦らずに全員で声を出していきたい」と闘志を燃やす。

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